【退職エントリとは】退職時にブログを書くという文化

ブログ文化が浸透し、所属していた会社を退職する際には個人ブログで退職報告を行う人が目立つようになってきました。こういったブログ記事は一般に「退職エントリ」と言われています。なぜこのような記事を書く人が増えてきているのでしょうか。

退職エントリとは

「エントリ」とは、ブログに掲載される記事を意味します。つまり、勤めていた会社の退職について書かれたブログ記事は「退職エントリ」と言うのです。
ちなみに呼び名に関してですが、退職エントリーと書いてある記事よりも退職エントリと伸ばし棒を取った書かれ方の方が多いです。退職エントリがいつから始まったかについては定かではありませんが、少なくとも2006年ごろにはすでに登場しています。

退職エントリに書かれていること

退職エントリにどのようなことが書かれているのかはそのブログによって様々ですが、少なくともこれから挙げる3つの内容については記載されているエントリがほとんどです。
1つは、自分がその会社で何をやってきたかについての内容です。具体的に、その会社でどのような職種でどのような仕事をしてきたか。またそこで学んだことや失敗したことについてを記載されがちです。
さらに、退職エントリなのでやはり退職した理由も記載されています。退職した理由についてはネガティブなものからポジティブなものまで様々です。
最後の1つはこれからのことについてです。次の職場に求める物や、今後やっていきたいことについてが主に記載されています。

なぜ退職エントリを書くのか

彼らはどうして退職エントリを書くのでしょう。考えられる理由は、書くことによって得るものがあるからです。
退職エントリを書くことによって、自分のこれまでを振り返り整理するきっかけとなります。特に今まで働いていた会社で失敗したことについてまとめることは、自分自身の問題点を具体化できるチャンスです。新天地に行ったときに同じような失敗をする事が防ぐ気持ちが高まるでしょう。

新天地への意欲づけ、新しい職場が見つかるきっかけにも

「退職」というのは、働いている人全員が関心を持っているものです。実際に経験した人の体験談を読むことは勉強になるという人もいます。そういった人からのコメントや、もしくは実際に退職を経験した人からは共感による応援メッセージを期待できるかもしれません。
また、実は企業側も退職エントリを見ています。退職エントリを書くことによって、企業側から就職のオファーが生まれるケースも実際にはよくあるようです。

退職エントリと勤怠管理の関係

退職エントリの中でしばしば登場するのが「労働環境」の話です。エントリを通じて、いわいる"ブラック企業だった"というある種の告発が行われることがあります。例えば「長時間労働が蔓延していた」や「給与支払いの滞納があった」などです。
働き方改革の指針の一つとして労働時間の管理が強く求められる今、「そもそも時間管理なんてしてない」との告発があったとしたら、、、
そんな退職エントリがもしSNS上で拡散されてしまえば、あなたの会社の採用やブランディングにも少なからず影響がでるのではないでしょうか?

そうならないよう、無料のクラウド勤怠管理システムIEYASUをぜひご検討ください。

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