ウィズコロナ時代の働き方として、企業において幅広く導入されるテレワーク。感染拡大防止の観点ではもちろん、家庭生活と仕事の両立がしやすくなることで働き方改革の一環としても支持されていますが、一方で「どこでも仕事ができる状況」が生み出されることによる長時間労働化が問題視されるようになりました。そんな中、注目を集めるのが「つ...
働き方の記事一覧
働き方改革が本格的に動き出してから早2年半が経過し、日々社労士業務に携わる中で、労働環境の改善は各現場において着実に進んできているなと感じます。私が実務を通して受ける印象は、今号で解説する2020年度「監督指導による賃金不払残業の是正結果」にも数字として表れており、是正企業数・対象労働者数・是正指導により支払われた割増...
採用活動のための財源を確保することが難しい中小企業においては、無料で使えるハローワークを活用する現場も多いと思います。ハローワーク経由の求人と言えば、従来は来所による手続きがつきものでしたが、2021年9月21より機能が拡充され、オンライン上でできる手続きが広がっています。今号では、求人者マイページ(企業が開設するペー...
今般の働き方改革では、個々のライフスタイルに応じた多様な活躍の実現が目指され、その中で「フリーランス」という働き方を選択する方が増えています。雇用関係によらないフリーランスの活用は、企業にとってメリットが期待できる反面、実際に取引をする上では雇用関係とは違った取扱に留意する必要があります。 発注事業者側が心得るべき「優...
2018年6月に成立した「働き方改革関連法」に基づいて「労働時間等設定改善法」が改正され、勤務間インターバル制度の導入が事業主の努力義務となりました(2019年4月1日施行)。 適切な休息時間を取ることでワーク・ライフ・バランスや健康が確保でき、生産性も上がるなど企業としてのメリットも多いのですが、「令和2年就労条件総...
外国籍の社員が在籍している場合、家庭の事情で母国に一時帰国しなければならないということが発生することがあるかと思います。 もし、期限を定めた出張扱いとし、その間もリモートワークにて国内と同様の業務を続けてもらうことになった場合、社会保険や税金等の様々なことについて、あらかじめ確認しておく必要があります。 今号では、海外...
コロナ禍で広がるテレワークですが、新たな働き方の定着に伴い、労務管理上の様々な課題が問題視され始めています。例えば、「労働時間の長時間化」。現状、在宅勤務を導入している現場において、労働者の就労時間の現状を把握できているでしょうか?会社側が意図しないところで、隠れ残業が発生しているケースは決して珍しくありません。テレワ...
採用選考の際に求職者に提出を求める履歴書について、今春、厚生労働省は性別欄に男女の選択肢を設けず、任意記入とする様式例を公開しました。今号では、このたびの履歴書様式の変更の背景を理解すると共に、選考採用時に配慮すべき事項を考えてみましょう。 履歴書から「性別の選択肢」が削除された背景 このたび、なぜ履歴書から性別欄の「...
新型コロナウイルスの世界的大流行が宣言されてから一年以上が経過しましたが、依然として収束の見通しがつかない状況が続きます。一部地域に発出された三度目の緊急事態宣言は、新たに対象地域を追加した上でさらなる期間延長を迎えました。企業においてはすでに各社でコロナ対策を実施しているものと思われますが、改めて、必要な対策の実施状...
国際標準化推進機構(ISO)が、2018年12月、初の国際標準ガイドライン「ISO 30414」(社内外への人事・組織に関する情報開示のガイドライン)を創設したことをご存じでしょうか。 今回は、このISO30414について解説します! 1.ISO30414の創設の経緯は? 昨今ESG投資といった、Environment...
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