昨今の人手不足から高齢者の雇用に関して、制度改正が進められています。2025年施行の高齢者に関する法改正は、高年齢者雇用安定法と雇用保険法があります。この法改正の内容、そしてそれに対する対応の準備について解説します。 現在の高齢者雇用安定法について 高年齢者雇用安定法は、2013年改正され、9条において65歳までの高年...
sugata
大学卒業後、証券会社、銀行、生保、コンサルティング会社に勤務後2005年に独立開業。独立開業にあたり、2年間で社労士やFP等7つの資格を取得。現在、社会保険労務士、ファイナンシャルプランナー(1級FP技能士・CFP)、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、ハラスメント防止コンサルタント、医療労務コンサルタント等、13の資格を活かして、様々な仕事をしている。人事労務コンサル、労働トラブルアドバイス、キャリアカウンセリング、メンタルヘルス相談、研修講師等、多くの実績がある。
sugataの記事一覧
人手不足の昨今、せっかく雇用したアルバイトがすぐに辞めたいと言ってきて困るケースも多いでしょう。一度辞めたいと思った人の本意を翻すのは難しいものです。そこで、契約期間の大切さについて説明します。 有期契約とは パートやアルバイトなど非正規社員として雇用する場合、契約期間を有期で結ぶ場合が多いでしょう。反対に正社員の場合...
最近、上司の指導に対して無視したり、反抗したりした結果、上司から叱責を受けると「パワハラだ」と訴えるケースが多くなってきました。管理職にとっては、指導が難しくなり、パワハラを恐れるあまり「見ざる、言わざる、聞かざる」になっていませんか?部下は、上司の指導に従うことが義務であり、それを無視したり反抗したりすることは義務を...
最近は、非正規の社員が増えています。なぜなら、正社員であれば定年まで雇用しなければなりませんが、非正規社員であれば会社の仕事量に合わせて雇用の調整が可能だからです。ただし、有期だからこそ、気を付けて欲しいポイントがあります。この記事では、いくつかあるポイントの中から一番重要なポイントについて説明します。 有期雇用とは ...
最近人手不足に悩んでいる企業が多いようです。「募集しても応募が全くない」とどうしたらよいのかわからない企業もいるでしょう。ポイントは「働きやすい職場環境」であるかどうかです。「自社は働きやすい職場環境です」と公表するために、「えるぼし」認定を受けることが一つの方法です。そこで、「えるぼし」認定についてご紹介します。 女...
短期で仕事を任せたい場合、どのような契約にしたらよいのか迷うことだと思います。重要なことは、仕事の指示を出したいのか、どうかです。そこで、よく利用される契約について解説します。 雇用契約(労働契約)とは 雇用契約(労働契約)は、労働者として、人を雇用する場合に結ぶ契約です。有期であれ正社員であれ、よく利用されています。...
企業においては、直接仕事に必要な資格は、社員に取得してもらっていると思います。しかし、間接的に必要な資格はどうなっていますか?個人に任せている企業が多いのではないでしょうか?そこで、企業にとっても社員が持っていると助かる資格をご紹介します。経費削減、トラブル防止に効果的です。 資格について 資格には、国家資格、公的資格...
2024年1月の新聞紙上をにぎわした「スシロー」の賃金未払いの記事。労働基準監督署の是正勧告に労働時間の計算は1分単位で運用することになりました。「1分単位で計算!」事業主にとっては、賃金の支払いが大変なことになるようです。そこで、労働時間に対する賃金支払いについて説明をします。 スシローの端数切捨てに是正勧告 お店で...
会社に貢献してくれている社員に報いたいという趣旨から多くの会社が人事評価制度を取り入れています。しかし、その評価制度は社員を正当に評価しているのでしょうか?よくあるのが、ほぼみんな同じ評価と言う点です。評価に自信がない、みんな頑張っているからとどうしても同じ評価になりがちです。それでは、本来の意味がありません。そこで、...
ハラスメントには、パワハラ・セクハラ・マタハラ等様々ありますが、その中でも今多くなっているのが、カスタマーハラスメント(以下カスハラという)です。そこで、カスハラについて企業としてはどのような対策を講じるべきか解説します。 カスタマーハラスメント(カスハラ)とは カスハラとは、顧客や取引先などが、上から目線で話すことや...
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健康保険証廃止に伴う、各事業所宛「資格情報のお知らせ」送付スケジュール