寒さが厳しくなり、インフルエンザが流行する季節となりました。実務上、インフルエンザにかかって欠勤をしたり、会社が出勤停止命令を出した従業員に関する勤怠処理について問い合わせを受ける機会が多いので、本稿では、ケース別に整理して解説をしたいと思います。 従業員から欠勤の申出があった場合 従業員から「インフルエンザにかかった...
働き方の記事一覧
定期昇格制度は、勤続年数や年齢に応じ、一定の昇格をすることができる人事制度です。社員にとっては、長く勤務したことによる功績により、社内での立場が昇格していくため、会社への帰属意識が高まっていくようになります。定期昇格制度を導入することで社員のモチベーションを維持しながら、会社の運営を進めることが可能になります。ここでは...
知識集約型産業とは経済用語であり、産業のあり方の1つを指す言葉です。知識集約型産業と同様に産業のあり方を指す言葉として、労働集約型産業や資本集約型産業などがあります。知識集約型産業について詳しく知ることは、売上高と人件費との関係、事業活動と労働力との関係など多様化する経済の現状を理解することにつながります。 本稿では、...
SNEPとは、「Solitary Nonemployed Persons」の略称で、訳すと「孤立無援かつ無職の人々(孤立無業者)」と言う意味になります。2012年に東京大学社会科学研究所の玄田有史教授が提唱した言葉です。SNEPはニートやフリーターよりも深刻な状態と言われていますが、このSNEPに陥る人々が増えていると...
ダブルアサインメントというビジネス用語をご存知でしょうか。 ダブルアサインメントとは、一業務二人担当制のことを言います。通常一人で行うべき仕事や取引先との取引をあえて二人の担当者を配置し、ペアを組んで業務に当たるという手法です。 ダブルアサインメントの手法を取ることでどのような効果が期待出来るのでしょうか。 ダブルアサ...
企業における社員の副業・兼業解禁を追い風に、地方公務員の間でも同様に、副業・兼業を認める流れが起こりつつあるようです。公務員の副業・兼業の解禁は、一般企業以上にハードルの高いものと感じられますが、実態はどうなのでしょうか? 今号では2019年10月から職員の副業・兼業を解禁した福井県の事例をご紹介することにしましょう。...
教育訓練給付金を活用して資格取得をされたことのある方も、多いのではないでしょうか? 教育訓練給付については2014年10月1日より「専門実践教育訓練給付金」、2019年10月1日より「特定一般教育訓練給付金制度」がそれぞれ開始し、一定の要件を満たすことで、従来の一般教育訓練給付金よりも拡充された給付を受けることができる...
サボタージュの略称がサボるであることは広く知られ、日常会話でもやるべき事を放棄する、怠けるという意味で頻繁に使われています。しかし、元の言葉であるサボタージュの正しい意味はあまり知られていないのが実状です。労務関連の専門用語であるサボタージュという言葉を正しく使うためにも本来の意味を学び、効果的な使い方を把握しましょう...
私事で恐縮ですが、筆者の妻は現在妊娠しています。直近では妊娠5か月に入り、体調が安定してきたようですが、妊娠初期はつわりもひどく、とても心配でした。 筆者は、出産直前の女性は産前6週間(多胎妊娠の場合は8週間)の産前休暇を取得できることは知っていました。 しかし、個人差はあると思うのですが、自分の妻が妊娠をしたことで、...
2020年4月に予定される民法改正は、企業における労務管理にも少なからず影響を及ぼしますが、そのひとつに「身元保証」への影響が挙げられます。現状、入社時に身元保証人を求める企業も多いことと思いますが、このたびの民法改正に伴い、その必要性や目的を改めて見直す必要が生じることになりそうです。 民法改正で身元保証はどう変わる...
人気記事ランキング
-
残業代、払い過ぎていませんか?「休日労働」に伴う賃金を見直す3つのポイント
-
建設業界の2024年問題!新様式となる36協定届の記載方法を解説
-
子どもが生まれた時に必要な「健康保険証交付申請手続き」を解説
-
速報!2025年以降施行予定の改正育児・介護休業法
-
2024年度版社会保険料率まとめ!労災・雇用・健康保険・厚生年金保険
-
インフルエンザによる欠勤や出勤停止は有給か無給か?
-
速報!2024年度「キャリアアップ助成金正社員化コース」が変わる|4つの改正ポイント
-
2022年10月からの「育児休業分割取得」をわかりやすく解説!
-
36協定の落とし穴「土曜出勤」に注意!あなたの会社は大丈夫?
-
「健康保険被保険者資格証明書」とは?健康保険証がすぐ欲しい従業員対応の実務ポイントを解説