【ギグエコノミー】個人がインターネットで仕事を得る新しい働き方。求められる企業の対応策とは

近年、日本では働き方改革が話題にされることが多いですが、世界ではギグエコノミーという働き方が広まっています。ギグエコノミーは会社に縛られない働き方で、次世代の労働形態として普及するのではと注目されています。ここでは、ギグエコノミーの働き方や、メリット、リスクについてご紹介します。

ギグエコノミーとは

ギグエコノミーとは、個人がインターネットを通じて単発の仕事を取得する働き方のことをいいます。

ネットから仕事を受注するフリーランスというところです。日本にも複数のクラウドソーシング(ネット上で不特定多数の人に仕事を発注すること)サービスがあり、登録を行うことでホームページの制作、アプリの開発、広告のデザイン、ライティングなど、個人が受けたい仕事を受注することができます。

ギグエコノミーのメリット

ギグエコノミーは所属する会社に束縛されない、労働形態の一つです。

ネット環境さえあれば、どんな場所ででも、しかも好きな時間に仕事をすることができます
さまざまな制約から会社への通勤が困難な人も、ギグエコノミーを活用することで自宅などの個人の拠点から仕事が可能です。単発案件という特性上、月々のノルマのようなものも皆無です。どんな職種で、月にどの程度受注して働くかについては自分で決め、無理のない働き方ができるということは大きなメリットです。

また、特に息苦しさを感じる日本の労働環境における大きなメリットとして、対人関係のしがらみから解放されることがあげられます。
アドラー心理学では、人間の悩みのすべては対人関係の悩みであるとされています。ギグエコノミーの形態では、基本的にネットを通じて一人で仕事をすることとなるため、職場における対人関係の悩みがないのです。もちろん、良好な対人関係も築きにくくなるため、一概には良いとは言い切れないかもしれません。しかし、仕事を通じた社会貢献に勤しみながら、多くの人々が抱え、苦しんでしまう「対人関係のストレス」から解放されことは、間違いなく大きな価値と言えるでしょう。

ギグエコノミーのリスク

柔軟な働き方が可能となるギグエコノミーですが、一部注意も必要です。

真っ先に挙げられるのは、フリーランスという最低賃金が保障されていない状態の特性上、どうしても収入が安定しにくいことです。もちろん、ギグエコノミーを活用している人の中には、月に何十万円と稼げている人もいます。彼らはむしろ普通の会社員以上ですね。ただそういった人たちが高い利益を出せているのは、独自のスキルを磨いているからです。スキルのない人がギグエコノミーの中で得られる仕事と言っても、どうしても低賃金のものが多くなってしまいます。

またもう一つ、法律に絡むリスクがあります。
2018年2月、政府はフリーランスのための労働法を整備する検討を開始しました。法整備によって環境が整うことは喜ばしいことですが、それと同時にこれまでになかった制約が作られ、ギグエコノミーの柔軟な働き方が損なわれるのでは?という声も上がっています。

ギグエコノミーの台頭。対応策の第一歩は、自社の勤怠管理の徹底

インターネットの普及に伴い、働き方は徐々に変化しています。大手企業に就職して安定した収入を求める人もいれば、フリーランスとなり自由な労働を選択する人もいます。どちらが正解とも言えず、どちらも選択肢の一つです。これからの時代を生きていくために、あなた自身の価値観を適切に理解し、それに合った仕事や労働形態を選択することが大切です。働き方や価値観が多様化する現代、ギグエコノミーは次世代のライフスタイルの一つと言えます。

ギグエコノミーを活用したフリーランスの働き方を実現するためには、まずは己のスキルを伸ばすと良いでしょう。それが可能な会社に入ることは選択肢の一つとなるはずです。
また、企業としても、今後はこのような自由な働き方を求める人が増えていくことは受け止め、対応策を整えておくべきです。

従業員が辞めていかないため、自社が働きやすい環境であることを目指す必要があります。

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