2021年6月23日、打刻ファースト運営のIEYASU株式会社と、ビジネス版LINEの「LINE WORKS」を提供するワークスモバイルジャパン株式会社は、無料のセミナー「餅は餅屋に聞け!プロがこっそり教えるシフト・勤怠管理の極意」を開催いたしました。
本セミナーでは、LINE WORKSを活用した新しい働き方のご提案から、LINE WORKSとIEYASUを連携することで、飛躍的に業務を効率化させる方法などを紹介しました。
セッション1 - 新しい働き方 LINE WORKSから勤怠管理とは?
スピーカー:ワークスモバイルジャパン株式会社 シニアソリューション スペシャリスト 荒井琢
LINE WORKSを提供するワークスモバイルジャパン
ビジネス版LINEの「LINE WORKS」を提供しているワークスモバイルジャパン株式会社は、モバイルメッセンジャーアプリ「LINE」を提供しているLINE株式会社の兄弟会社にあたります。
2021年3月1日にヤフーを傘下に持つZホールディングス(ZHD)とLINE株式会社が経営統合しましたが、ワークスモバイルジャパン株式会社はLINE株式会社の子会社ではないため、この経営統合には含まれていません。
また、LINEの個人情報が海外のサーバーに保管されていたことがニュースになりました。このニュースを受けて、ワークスモバイルジャパン株式会社にも「LINE WORKSのサーバーはどこにあるのか」「安全性に問題はないのか」等のお問い合わせをいただきましたが、LINE WORKSは、プラットフォームを含めすべてLINEとは分離して管理しており、サーバーも日本にありますので安心してご利用いただくことができます。
詳細はプレスリリースをご覧ください。
LINEのユーザー個人情報に関する一部報道における「LINE WORKS」への影響について
LINE WORKSとは?
「LINE WORKS」は、LINEの使いやすさと便利さはそのままに、企業でも安心して使える管理機能とセキュリティを備えたクラウドサービスです。
LINE WORKSの特徴
①モバイルでもフル機能
LINE WORKSは、ビジネスシーンでも利用しやすいように開発されているため、モバイル端末で一部機能が制限されることなく、モバイル端末でもPCと同じ機能を利用できるようになっています。
②圧倒的な使いやすさ
現在、日本では8600万人ものユーザーが「LINE」を利用しています。LINE WORKSは、そのLINEのUI,UXを踏襲しているため、マニュアルを見なくても直感的に操作ができるようになっています。
③安心感・安定性
ビジネスシーンで企業が利用できるように万全のセキュリティ体制とサポート体制で運用しています。
チャットだけではない「ビジネスコミュニケーションサービス」
LINEを踏襲しているので、LINE WORKSも「チャット/トーク」機能が注目されがちですが、LINE WORKSにおいて充実しているのはトーク機能だけではありません。
● 掲示板
● メール
● カレンダー、フォルダ、グループ予定などのグループウェア機能
● アンケート機能
● 組織階層型アドレス帳
● すでに利用しているシステムとのAPI連携
● LINEとの相互接続(連携)
上記のような機能もご用意しており、単なるチャットサービスではなく、「チームコミュニケーション」「組織コミュニケーション」のためのサービスとなっています。
LINE と LINE WORKSの違い
テレワークに役立つLINE WORKSの機能
テレワークに役立つ機能①トーク
コロナ禍でテレワークが急増したことにより、LINE WORKSのトーク機能が活躍しました。
LINE WORKSは無料プランを用意しているため0円で使い始めることができます。急遽テレワークが始まってしまったため「まずは無料でコミュニケーションツールを導入したい」という会社様にご利用いただきました。
LINEと同様に複数人でのコミュニケーションができるトークルームを作成することができ、LINEと同じくスタンプも送ることができます。
LINEとは異なる点として、トーク画面でメッセージ既読者を確認できる機能が挙げられます。
複数人のグループトーク画面において、メッセージの既読カウントができ、さらに「誰が」既読したのかを確認できるようになります。全員に対して急ぎ伝えなければならない情報がある際にこの機能が役立ちます。
テレワークに役立つ機能②ノート・予定・ファイル等の共有
組織やプロジェクトメンバーとの予定やファイルの共有も、ノート/予定/フォルダの機能を使えば簡単に行えます。
テレワークに役立つ機能③音声/ビデオ通話
音声通話はもちろん、複数人によるオンラインでの打ち合わせも無料で行えます。
また、カレンダーから簡単にビデオ会議を設定することもできるため、別途会議の準備をする必要もありません。画面共有ももちろん可能ですので、社内会議にご活用いただく会社様も多いです。
テレワークに役立つ機能④LINE,他社LINE WORKSとのコミュニケーション
LINEユーザーとのトーク機能や、他社のLINE WORKSとのグループ作成機能によって、顧客や取引先とのコミュニケーションも、LINE WORKSひとつで完結できます。
LINE WORKSをフロントエンドに様々なサービスと連携
LINE WORKSは、「営業・顧客管理システム」「総務・人事・労務管理システム」「業務支援ツール」など社内の様々なITサービスと連携させることができます。
LINE WORKSをフロントエンド(入り口)として、様々なITサービスを操作したり、情報をLINE WORKS上で確認したり、通知を受け取れたりできるようになります。
(例)
- 勤怠管理システムと連携させれば、LINE WORKSのトークルームから出退勤の打刻ができる。その情報は勤怠管理システムへ反映され、システム内で自動集計される。
- 在庫管理システムと連携させれば、LINE WORKS上から品目コードを入力するだけで現在の在庫状況を確認できるようになる。
- ワークフロー機能のあるシステムと連携させれば、LINE WORKS上から届出申請・承認・差し戻し等の操作ができる。
- 契約管理システムと連携させれば、現在の契約のステータスを即時確認でき、変更された際の通知もLINE WORKS上で受け取れる。
LINE WORKSは、ありとあらゆるシステムと「繋がる」ことで、新たな「働き方」を提供します。
LINE WORKSについて、より詳しく知りたい場合は以下の記事を是非ご覧ください。
【LINE WORKS】多様な働き方に対応!ビジネスチャット活用のススメ
セッション2 - 無料の勤怠管理システムIEYASUの効率的な使い方
スピーカー:IEYASU株式会社 代表取締役 川島寛貴
勤怠管理システム「IEYASU」とは?
人数無制限・無料で利用することができるクラウド勤怠管理システムで、Webブラウザもしくはスマートフォンアプリから簡単に打刻ができるサービスです。カードリーダやNFC対応機器を利用し、手持ちのSuica等で打刻することも可能です。さらに、拠点のIPアドレスを設定することで不正打刻を完全に防止!
出退勤時刻はもちろん、有給取得等の各種申請の管理をすることもできます。日報管理・給与明細の管理機能も無料で利用できる。
課金して有料版にアップグレードすることで、データの永続的な保持や、オンライン問い合わせ等のサービスが追加されます。
●無料のクラウド勤怠管理システム 「 I E Y A S U 」
●無料のクラウド日報管理システム 「 I E Y A S U 日報管理 」
●無料のWeb給与明細システム 「 I E Y A S U 給与明細 」
IEYASUの「LINE WORKS打刻」とは?
クラウド勤怠管理システム「IEYASU」と、ビジネス版LINEの「LINE WORKS」を連携させることで、LINE WORKSのトーク画面上から、出退勤打刻ができるようになります。
以前はslack打刻に関するお問い合わせが多かったのですが、「LINE WORKS打刻」機能のリリース後は、LINE WORKS打刻に関するお問い合わせが増加しました。LINE WORKSが使いやすいからこそ、この機能もご好評をいただいています。
「LINE WORKS打刻」機能について、より詳しく知りたい場合は以下の記事を是非ご覧ください。
【新機能】「LINE WORKS 打刻機能」をリリースいたしました【動画有】
「IEYASU」と「LINE WORKS」を連携させることでできること
「IEYASU」と「LINE WORKS」を連携させることによって、大きく分けて2つの機能が利用できるようになります。
機能①『LINE WORKS』から打刻
打刻方法(1)文字入力による打刻
打刻方法(2)メニュー項目からの打刻
打刻方法(3)スタンプでの打刻
機能②『LINE WORKS』から勤務状況を確認
確認方法(1)メニュー項目「勤怠サマリー」
確認方法(2)勤務状況の項目を文字列入力
機能①『LINE WORKS』から打刻
LINE WORKS打刻には、以下3種類の打刻方法があります。
打刻方法(1)文字入力による打刻
『IEYASU勤怠管理』という公式Botを含めたトークルームで、打刻と紐づいた文字列を入力すると、LINE WORKS上から打刻できます。
打刻方法(2)メニュー項目からの打刻
トークルームの文字入力欄の左側にある「3本線マーク(≡)」をクリックすると、IEYASUの打刻メニューが表示されます。そのメニュー項目をクリックすることで打刻ができるようになります。
打刻方法(3)スタンプでの打刻
出勤打刻・退勤打刻と紐づいたスタンプをご用意しています。そのスタンプを入力することで、出勤、退勤打刻ができます。
LINE WORKSと連携しトークルームから打刻できる勤怠管理システムはありますが、この「スタンプ打刻」に対応しているシステムは少ないので、これはIEAYSUの特徴の1つと言えると思います。
機能②『LINE WORKS』から勤務状況を確認
人事労務の方とお話をしていると、「私の有給休暇残数はあと何日ですか?」などの問い合わせ対応に地味に時間がかかるというお話しを聞きます。
「IEYASU」と「LINE WORKS」を連携させることによって、自身の勤務状況をLINE WORKS上から簡単に確認できるようになるため、上記のような問い合わせも「LINE WORKS上で確認してください」という一言で完了します。
確認方法(1)メニュー項目「勤怠サマリー」
メニュー項目の「勤務サマリー」をタップすると、「総労働時間」「実働時間」「残業時間」「本日までの有給休暇残数」などをまとめて確認することができます。
確認方法(2)勤務状況の項目を文字列入力
また、「実働時間」などの勤務状況に関する項目を文字列で入力すると、文字列に合致した勤怠データを返します。
勤務状況に関する項目は、メニュー項目「ヘルプ」をタップすることで確認することができます。
IEYASUのご好評をいただいている便利な機能
・打刻から情報確認まで全てスマートフォンで完結
・レポートも自由に出力可能。グラフ等ビジュアルで見ることも可能
・予実管理が可能で、予定と実績をグラフで見れる
・日次勤怠画面から業務割合を申請できる
・日次勤怠画面から経費精算・資料添付ができる
・勤怠アラートも自由に設定可能
・全社員に情報を発信できるお知らせ機能も実装
・slack、LINEでの打刻
・労働基準法に完全対応した残業管理レポート
・QRコード打刻
・slack通知
・打刻漏れなどのエラーを一覧で確認できる勤怠エラーレポート
・様々な人事労務システム、給与計算システム等とのAPI連携
・IEYASU APIで基幹システムや独自のシステムと連携
・人気機能ランキングベスト5
各種マニュアル・コンテンツも充実
各種マニュアル・FAQコンテンツ・記事・動画などを充実させています。
もし何か設定で分からないことがありましたら検索エンジンで検索していただければヒットするようにしておりますので是非ご活用ください。
●IEYASU_FAQサイト
「どの種類のICカードが利用できますか?」「休憩時間の自動追加はできますか?」等、具体的な「Q:質問」と「A:回答」をセットで掲載しております。随時内容は更新しておりますので、設定や運用にて何か疑問がございましたら、まずこちらのサイトから検索してください。
●人事労務メディア「打刻ファースト」
人事労務に関する情報や人事担当者がチェックすべき内容等を記事にして定期的に発信しています。
他にもIEYASUの活用方法なども記事にしています。
(例)勤怠管理IEYASUの使い方『届出申請を利用した「残業申請」の使い方』
人事労務メディア「打刻ファースト」
●IEYASU_YouTubeチャンネル
IEYASUの初期設定動画や、機能を紹介する動画はもちろん、無料公開しているセミナーやオンライン質問会の動画、さらには人事労務に関するお役立ち情報を配信するNEWS動画など、様々な動画を配信しています。
無料セミナーは随時開催中!
登壇した2社のセミナー内容レポートでした。
これらをぜひ参考に、貴社の働き方も見直してみてはいかがでしょうか。
IEYASU株式会社は、IEYASU活用セミナーや働き方を見直すヒントとなるセミナーを随時開催しておりますので、是非ご参加ください。
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