【イベントレポート】新型コロナウイルスによる事業変革期!ニューノーマルに備えるBPOとは?&勤怠管理システムIEYASU活用法@8月27日(金)オンライン

2021年8月27日、打刻ファースト運営のIEYASU株式会社と、社会保険労務士法人 人事部サポートSRは、無料のセミナー「新型コロナウイルスによる事業変革期!ニューノーマルに備えるBPOとは?&勤怠管理システムIEYASU活用法」を開催いたしました。

セッション1 - 新型コロナウイルスによる事業変革期!ニューノーマルに備えるBPOとは?

スピーカー:社会保険労務士法人 人事部サポートSR 本多 香苗

アウトソーシングとBPO

■アウトソーシング

アウトソーシングとは、業務上必要な資源を外部から調達することを指します。
BPOより広義な意味を表しており、アウトソーシングがBPOを内包しているイメージになります。

●人的コストの削減
●業務効率化
●専門業務のアウトソーシング

などを目的として実施されます。
以前は単純作業やノンコア業務の外注ばかりでしたが、最近はそのようなアウトソーシングばかりではなく、全社的な付加価値性を向上させるために取り入れる企業も増えています。

■BPO
Business Process Outsourcingの略。
BPOは、業務プロセスの一部について業務の企画・設計から実施までを一括して専門業者に外部委託することを指します。

アウトソーシングは、人手不足を補うための一時的な委託が多い一方、
BPOは、企業の課題解決や事業戦略に関わる基幹業務を期待される継続的な委託であることが多いです。

【BPOの特徴】

  • アウトソーシングの中でも外部委託先の自由度が高い。
  • 専門性を有する外部企業によるBPOの活用で、経営資源のコア業務への集中、 コスト削減、固定費の変費化が可能
  • 経営基盤の強化に向けた有効な手段
  • 企業競争力を高めるための施策として企業規模問わず浸透

働き方改革やDXの取り組みの一環として、BPOを取り入れる企業が増加しつつあります。
BPOの市場としても拡大傾向にあり、今後のこの流れは続くと予想されています。

経済産業省による実態調査では、BPOを利用することで以下のような効果が得られたと回答しています。

  • コスト削減
  • 業務の効率化
  • 業務プロセスの標準化
  • 経営資源のコア業務への集中

働き方改革で残業削減、生産性向上は叫ばれるも、少子高齢化は進み、
コロナで過剰になりつつも「高付加価値な仕事をやれる余力のある社員がいない」「1人退職すると業務がまわらない」という事態は継続すると考えられています。

そのような高付加価値の従業員の不足を改善するためにもBPOは注目されています。

内製化VSアウトソーシング

人事部は「人的資源の最大化」のために、企画領域の仕事に注力する必要がありますが、
実際には、ルーティン業務に追われていることが多く、さらに業務が属人化していることも多く、改善が困難な体制になっているケースがあります。

その状態を改善するための1つの手段として「アウトソーシング」が考えられます。
社内でルーティン業務等を行う「内製化」と「アウトソーシング」を比較した場合、それぞれ以下のようなメリット・デメリットが挙げられます。

アウトソーシングのデメリットとして「社内スキルや社内ナレッジが蓄積されない」が挙げられていますが、これらはデメリットばかりではありません。
一度アウトソーシングを実施すると、外部の専門家が、属人化してしまった業務を標準化・効率化しますので、その標準化・効率化したものを社内で運用する(内製化に戻す)ことによって、業務・組織の改善できます。

また、アウトソーシングで業務を委託すれば、全ての課題が解決するわけではありません。
デメリットや課題を解決するためには、現在の業務の整理や外部委託する業務の選定、委託するアウトソーシング先の選定などが不可欠となります。

【まとめ】ニューノーマルに備えるBPO

セッション2 - 無料の勤怠管理システムIEYASUの効率的な使い方

スピーカー:IEYASU株式会社 代表取締役 川島寛貴

勤怠管理システム「IEYASU」とは?

人数無制限・無料で利用することができるクラウド勤怠管理システムで、Webブラウザもしくはスマートフォンアプリから簡単に打刻ができるサービスです。カードリーダやNFC対応機器を利用し、手持ちのSuica等で打刻することも可能です。さらに、拠点のIPアドレスを設定することで不正打刻を完全に防止!

出退勤時刻はもちろん、有給取得等の各種申請の管理をすることもできます。日報管理・給与明細の管理機能も無料で利用できる。
課金して有料版にアップグレードすることで、データの永続的な保持や、オンライン問い合わせ等のサービスが追加されます。

●無料のクラウド勤怠管理システム 「 I E Y A S U 」
●無料のクラウド日報管理システム 「 I E Y A S U 日報管理 」
●無料のWeb給与明細システム 「 I E Y A S U 給与明細 」

コロナ禍に「IEYASU」に寄せられた声〜在宅勤務について〜

新型コロナウイルスの影響により、2020年3月-6月にかけて勤怠管理システムIEYASUの申込者が急増しました(通常の約3倍)。そのIEYASU利用者の方々にお話しをお伺いすると、緊急事態宣言が解除された6月以降も各システムのクラウド化など在宅勤務の対応に追われる企業様が多いようです。

社員向けに行なった在宅勤務に関するアンケート結果でも「思いの外在宅勤務は良かった」「意外とできた」「通常勤務に戻りたくない」という意見が多いと伺います。この状況で、緊急事態宣言が解除されたのですべて元どおりにする、在宅勤務から通常勤務に戻すだけでは社員は離れていきます。

2020年3月-6月に勤怠管理システムIEYASUにお申し込みいただいた方々の申し込みのきっかけをお伺いすると、「在宅勤務を続けたい」「フレックスタイム制、時短勤務などに対応する必要がある」等が挙げられました。また、「新型コロナウイルスの影響で経営が悪化したため、もともと利用していた勤怠管理システムから変更し少しでもコストを削減するため」というご意見もありました。

低コスト(0円〜)で、在宅勤務やフレックスタイム制にも対応できる勤怠管理システムIEYASUをご活用いただけますと幸いです。

IEYASUのご好評をいただいている便利な機能

・打刻から情報確認まで全てスマートフォンで完結
・レポートも自由に出力可能。グラフ等ビジュアルで見ることも可能
・予実管理が可能で、予定と実績をグラフで見れる
・日次勤怠画面から業務割合を申請できる
・日次勤怠画面から経費精算・資料添付ができる
・勤怠アラートも自由に設定可能
・全社員に情報を発信できるお知らせ機能も実装
・slack、LINEでの打刻
・労働基準法に完全対応した残業管理レポート
・QRコード打刻
・slack通知
・打刻漏れなどのエラーを一覧で確認できる勤怠エラーレポート
・様々な人事労務システム、給与計算システム等とのAPI連携
・IEYASU APIで基幹システムや独自のシステムと連携
・人気機能ランキングベスト5

IEYASUの設定のポイント

ポイント①初期設定の流れを守る

IEYASUは、以下の8つの手順を踏んでいただくとスムーズに初期設定を進めることができますので、まずはこの順番通りに初期設定を進めてください。

①システム設定
②勤怠設定
③勤務区分
④雇用形態
⑤拠点
⑥部門
⑦カレンダー(休日設定)
⑧社員登録

ポイント②休日カレンダー
初期設定のSTEP7では、「休日カレンダー」を設定します。

「土日祝日休み」「火水休み」「変形労働時間制用カレンダー」など複数のパターンを設定することができ、従業員ごとに紐づけることも可能です。
カレンダーがパターン化できない場合は「シフト」機能もご検討ください。

【関連】
Q. シフトの活用方法を詳しく知りたい

ポイント③勤務区分
初期設定のSTEP3では、「勤務区分」を設定します。
所定時間や休憩時間が異なるパターン、残業や遅刻早退の管理方法が異なるパターン、フレックスタイム制、1年変形労働時間制、裁量労働制など働き方・集計方法にあった勤務区分を作成することが重要です。

■「勤務区分」設定ポイント
会社の規模が大きくなるほど、社員の働き方が多様になります。「出勤(残業あり)」「フレックス」「裁量労働」「みなし」「時短10:00-16:00」など出勤パターンごとに勤務区分を作成していただくことになります。

・所定時間は何時間なのか
・休憩時間はどうするのか
・残業は何をもって残業時間としどのように集計するのか
・遅刻早退は含めるのかどうか
・所定時間前後の勤務を勤務時間として含めるか 等
※とにかく勤務区分の設定が最重要!

【関連】
クイックスタートマニュアル(勤務区分)

ポイント④「勤怠設定」設定ポイント
初期設定のSTEP2では、「勤怠設定」を設定します。
この「勤怠設定」では、会社全体に関わるマスター登録を実施します。

・端数処理、5分,10分単位等の丸め設定
・締日を何日に設定するのか
・休憩時間を遅刻早退時間から除くか除かないか 
・締め日の設定 等

無料セミナーは随時開催中!

登壇した2社のセミナー内容レポートでした。
これらをぜひ参考に、貴社の働き方も見直してみてはいかがでしょうか。

IEYASU株式会社は、IEYASU活用セミナーや働き方を見直すヒントとなるセミナーを随時開催しておりますので、是非ご参加ください。

【関連】
【無料の質問会】勤怠管理システムIEYASUのオンライン質問会を開催

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