ストレスチェック、実施していますか?バージョンアップした「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」を要チェック

御社では、ストレスチェックを実施しているでしょうか?
労働者数50名以上の事業場では2015年12月より実施義務が課せられているものの、50名未満の場合は義務化の対象となっていないことから、現状「まだ取り組んでいない」という企業も多いかもしれませんね。

今号では、会社規模を問わず活用できる「ストレスチェック実施プログラム」をご紹介。実施義務対象の企業ではもちろん、ストレスチェックに関心のある小規模企業のご担当者様もぜひご確認ください。

「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」とは?

「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」とは、改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度を、各企業で円滑に導入できるように作成されたプログラムのこと
ストレスチェックの受検、結果出力、集団分析までができる充実ぶりで、専用ページより無料でダウンロードすることができます。

参考:厚生労働省「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム ダウンロードサイト

なお、厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」は事業場向けのプログラムです。
労働者の方が個人でストレスチェックを体験されたい場合には、「5分でできる職場のストレスセルフチェック」のご活用が便利です。

参考:厚生労働省「5分でできる職場のストレスセルフチェック

Ver.3.2へのバージョンアップ後、「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」はどう変わった?

2019年3月に、厚生労働省版ストレスチェック実施プログラムがVer3.1からVer.3.2へバージョンアップされました。
以前よりストレスチェック実施プログラムを活用していた企業においては、バージョンアップが必要になりますのでご注意ください。

Ver3.1からVer.3.2へのバージョンアップに伴う変更点は、下記の通りです。結果の表示や分析が、より充実していることが分かります。

✓ 受検者回答用アプリについて
→実施者用管理ツールの環境設定より再受検可否についての設定ができるようになりました。

✓ 職場結果について
・帳票
→「ひとつの職場」に全国平均と比較した数値がコメント表示されるようになりました。
→「複数の職場」に「総合健康リスク、リスクA、リスクB」の各職場の比較グラフが表示されます。
また、結果を「総合健康リスク」の昇順降順でも表示できるようになりました。
・分析機能
→結果を3D図でも表示できるようになりました。

出典:厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム バージョンアッププログラム(Ver.3.2)を公開

ストレスチェックにまつわる疑問を解消して、前向きに取り組もう

さて、ストレスチェックについては2015年12月の制度導入からすでに4年目に突入していますが(2019年5月時点)、現場における実施は「未だに手探り状態」といったケースも珍しくない様です。

こうした状況を踏まえ、厚生労働省では、導入マニュアルや改正労働安全衛生法Q&A集を通じて、ストレスチェックにまつわる情報提供を行っています。ストレスチェックに関わる理解を深める一助として、お役立ていただけます。

参考:
厚生労働省「ストレスチェック制度導入マニュアル

厚生労働省「改正労働安全衛生法Q&A集

制度導入が義務化されていない50名未満規模の企業でも、社員の健康管理の一環として、ストレスチェックの実施が有効です。小規模企業においては、まず「実施者」の選定が難しいところかと思いますが、可能であればぜひ早期に導入し、職場におけるメンタルヘルス対策を講じていけるのが理想的です。

働く人にとってストレスの第1位といえば、「労働時間の長時間化」
長時間労働の是正に向けた第一歩に、無料のクラウド勤怠管理システムIEYASUを用いた労働時間管理を始めてみませんか?まずはお気軽にお試しください♪

LINEで送る

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事