【ゲーミフィケーションとは】研修で使える!社員を定着させるテクニック

社員の士気を高めるために、社員の定着を促進させるために、貴社ではどのような取り組みを行なっていますか?
2010年ごろに登場した「ゲーミフィケーション」という概念があります。様々な企業が組織マネジメントに応用をしています。

本記事では、そんな「ゲーミフィケーション」について深掘りしていきます。

そもそもゲーミフィケーションとは?

ゲーミフィケーションとは、様々な活動にゲーム的なデザインや技術、要素やメカニズムを組み込むことでその関係者の体験価値を向上させる取り組み全般のことを言います。お堅い社員研修にゲームの要素を取り込み、"宝探しゲーム"などでチームビルディングを測ろうとすることなどはその一例です。また、社員の技術力アップを誘導したい場合に、自己学習を促進するためにその技術習得度合いに応じて"レベルアップ要素"や"ポイント制度"を取り入れるなどもゲーミフィケーションの一例と言えます。
要は、いろんな活動を「ゲーム化」する取り組みです。

ゲーミフィケーション導入の注意点

企業の研修でゲーミフィケーションを取り入れるとした時には、次のことに注意が必要です。
ゲームの難易度を適切にセッティングし、飽きがこないように調整しなければなりません。簡単すぎるゲームであったり、単調で次第に慣れてしまうようであると、体験価値は上がるどころは下がってしまいかねません。
そして、ただゲームにするだけでなく、ゲームによって得られる報酬が魅力的でなければなりません。やはりゲームの達成によって報酬系を刺激されることで人は喜びを感じ、それが体験価値の向上に繋がっていきます。ゲームの設定は抜かりなく行いましょう。

ゲーミフィケーションは顧客体験をよくする施策としても使われる

顧客に向けたゲーミフィケーションの代表例としては、バッジやレベル、ポイント制などでしょう。顧客が企業の商品を購入したり利用したりする分だけレベルがあがったり、一定レベルに到達するとバッジが評されるなどという仕掛けです。他にもスマートフォンのアプリケーションなどで、チュートリアルでアプリの使い方を説明する際に、次のアクション誘導をミッションのように見立てて表示する手法があります。この施策により、ユーザーはミッションクリアを楽しみながらアプリの使い方を学ぶことができ、体験としての価値が高まります。
店舗でよくある「ポイントカード」も、ゲーミフィケーションの例と言えるでしょう。顧客はポイントを貯めるミッションを楽しみ、特定の店舗やショップへの愛着が強くなり、結果企業により大きな利益をもたらすのです。

ゲーミフィケーションで従業員と顧客に定着を

ゲーミフィケーションを取り入れることは、長期的な「定着」をもたらします。楽しい体験が企業への良い印象に繋がり、それが蓄積されることで企業の評価が上がり、従業員あるいは顧客として定着するのです。

このようなテクニックも使いつつ、組織改革に取り組んでみましょう。

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