【イベントレポート】コロナ禍でのアルバイト採用を最適化する方法&在宅勤務における勤怠管理の極意

去る2020年8月27日、打刻ファースト運営のIEYASU株式会社は、無料のセミナー「コロナ禍でのアルバイト採用を最適化する方法&在宅勤務における勤怠管理の極意」を開催いたしました。

新型コロナウイルスの影響により、アルバイト採用の現場では、求人件数が半減し人材は獲得しやすくなった反面、

  • ターゲット人材が獲得できない
  • 応募数が多く対応しきれない
  • 面接への転換率が低い
  • 極力求人費用を抑えなければならない

などの様々な課題が生じました。
本セミナーでは、上記のようなお悩みの解消法やより効率的なアルバイト採用の方法をメインにお伝えしました。さらに、無料の勤怠管理システムIEYASUで行う在宅勤務の管理方法や、企業の対応状況や傾向(フレックス導入など)を実際のお客様の声も含めてご紹介いたしました。

セッション1 – 無料の勤怠管理システムIEYASUの効率的な使い方

スピーカー:株式会社ネオキャリア 吉岡太

コロナで変わり続けるアルバイト採用の現状

求人倍率と完全失業率

【求人倍率】

新型コロナウイルスが世界的な問題になる前までは、バブル期と同等の求人倍率を示していましたが、今年の6月に急落し、リーマンショック前と同水準まで下落しました。

【完全失業率】

新型コロナウイルスが本格化する前(2020年02月)と比較すると、完全失業率も増加しています。リーマンショック時と比較するとまだ低い値だとは言えますが、この半年間で急増しており、完全失業率が4%前後にまで上がる可能性もあります。

アルバイト採用の現状

【非正規職員・従業員の推移】

アルバイトや派遣社員などの非正規職員・従業員の推移を確認すると、求人倍率と同様に、この半年間で急減しています(この半年間で130万人減少)。

【非正規職員・従業員の時給の推移】

求人倍率や非正規社員数が減少している一方で、三大都市におけるアルバイトの平均時給は増加しており、2020年7月はピーク時と同等の時給になりました。

ただ、新型コロナウイルスの影響により、通常通りに営業している店舗がそもそも少なく、求職者にとっては働き口を見つけやすい状態になっています。店舗側はアルバイト獲得のために待遇で差をつけようとする傾向があるため、今後もこの時給額は上昇することが考えられます。動向を随時確認しつつ、慎重に時給はあげていきましょう。

【アルバイトの意識変化】

アルバイター(アルバイト採用の求職者)の意識にも変化が見てとれます。
「アルバイト探しで最重要視するポイント」について、以前は「時給」「家からの近さ」「経験できる内容」などが上位でしたが、新型コロナが流行してからは「職場の安全」を第一位となり、半数以上が安全を重視すると回答しました。
職場環境を改善し「安心・安全」をアピールした求人広告にすれば、応募者数が集まりやすい状況になっています。

また、アルバイト採用の求職者の約8割がオンライン採用を肯定しています。
しかし、企業側のWEB面接の導入は、29.4%に留まっており、企業と求職者の意向に乖離があります。

【今後のアルバイト採用数】

求人数自体は減少していますが、アルバイトの採用意欲の高い企業は増加しています。
「前年同時期と比べて、今後のアルバイトの新規採用数を増やすか/減らすか」を調査したところ、アルバイト採用企業の4割が、前年と同等・同等以上にアルバイトを採用したいと回答しています。

求人倍率の低下、アルバイトの採用意欲の高い企業の増加などの社会的背景を鑑みると、従来のアルバイト採用手法だけでなく、優位性を持ってアルバイト人材を獲得するための対策が必要になります。

アルバイト採用における、これからの「新しい流れ」

■「集める」から「選ぶ」にシフト
新型コロナウイルスが流行する前までは、「人手不足」「求人出しても面接に来てもらえない、歩留まりが悪い」というお客様からのご相談が多かったのですが、直近ではそれらが逆転しています。
求人数が半減し失業率も増加したため、「以前よりも応募が来る、面接にも進んでもらえるようになり歩留まりも改善した」というお声をいただくことが増えました。

今後は、むやみに母集団を拡大させるばかりではなく、より良い人材を「選ぶ」ことが重要になります。

■「オフライン」から「オンライン」へのシフト
社会全体として、オフラインからの脱却が進んでいます。
加えて、採用の場合は、「オンラインの方が歩留まりが良い」という事例も報告されています。
オフラインの場合は、求人から応募はあっても面接にまで繋がらないケースがありましたが、オンライン面接の場合は、日時や場所を選ばず実施できる、足を運ぶよりも気軽に参加できる等の要因から、面接の参加率が上昇しています。

社会的な流れ、採用におけるメリットを踏まえると、今後のアルバイト採用は「オンライン」へシフトしていくが重要になります。

アルバイト採用_母集団形成の3つの段階

母集団形成のための採用媒体には3つの段階があります

アルバイト採用を開始する場合、通常は、「バイトル」「タウンワーク」等の一般的に広く知られる求人媒体に登録すると思います。これは、第一段階の「総合媒体」に当たります。一般的には、この「総合媒体」への出稿だけを行う企業様も多いです。

しかし、効果的に母集団を形成し、さらにその母集団の中から良い人材を「選ぶ」ことを重視するのであれば、「第二段階:業界特化媒体」「第三段階:自社採用サイト」を活用する必要があります。実際に、第二、第三段階の採用媒体に注力する企業様が増えてきています。

アルバイト採用手法:業界特化型の母集団形成

業界特化型の母集団形成

飲食業界に特化した「クックビズ」、運送業界に特化した「ドラEVER」、旅館・ホテル業界に特化した「旅館求人コム」など、特定の業界に特化した求人掲載サイトがあります。これらのサイトは、「第一段階:総合媒体」に比べて登録ユーザーは少ないものの、業界に興味のあるユーザー、業界に必要な資格やスキルを要したユーザーが多く、人材獲得に繋がりやすいという特徴があります。

月々数十万の費用をかけて「総合媒体」に出稿していた企業様が、年間100万円の「業界特化型媒体」にシフトし、通常の5倍の応募数が来たという実例もあります。状況によって、各求人媒体を織り交ぜながら、少ない予算で母集団を形成することが重要になります。

1日単位、日払いに特化した母集団形成

近年、ユーザーが急増している「ワークシェアアプリ」
1日単位で、好きな時にすぐに働きたい・すぐに報酬を受け取りたいという特定の層を集めることができるサービスとして注目を集めています。

【ポイント】
●好きな時に好きなだけ働ける
●面倒な面接や履歴書は不要
●すぐにお金がもらえる

利用者にとって、働きやすく使い勝手が良いサービスとして人気になりました。以前は飲食業やコンビニでのアルバイトが大半を占めていましたが、新型コロナウイルス流行後は、スーパーやデリバリーの配達員などの求人も増加しました。

【仕組み】
●アプリへの求人掲載は無料
●アプリから応募してきたアルバイトの勤務終了後に成功報酬を支払う
(アルバイトの日当の30%をアプリ運営会社に支払う)

アルバイト採用手法:自社採用サイトの母集団形成

自社採用サイトは、自社で制作・運用する必要がありますが、求人広告を出稿しなくとも母集団形成が可能になります。また、他の求人媒体に比べて、志望度・意欲の高い応募者を集めることができるため、自社採用サイトに力を入れる企業様も増加しています。

WEB制作会社に依頼しなくとも、簡単に、自社内で採用サイトを制作できるツールがあります(OwnDy や engage)。これらのツールは、採用サイトを簡単に作成できるだけでなく、応募者管理やWEB面接もできるツールになっていますので、「応募者管理のためにツールを導入する」という企業様もいらっしゃいます。

アルバイト採用手法:WEB面接

求職者:WEB面接肯定派 79.6%
企 業:WEB面接導入済 29.4%

アルバイト採用の求職者の8割がWEB面接に肯定的である一方で、実際にWEB面接の導入が完了している企業は3割にも達しません。「WEB面接に対応していないので辞退します」という実例もありました。
WEB面接を導入することで未導入企業との差別化となり、さらに面接転換率の向上も期待できます。

WEB面接を行う際には、以下のような点に配慮しましょう。

アルバイト採用手法:福利厚生を充実させて人材獲得

「シフトが減った時に検討することについてのアンケート」では、シフトが減少により、約半数のアルバイト社員が、離職や掛け持ちを検討することが明らかになりました。
アルバイト社員が離職や掛け持ちを検討した際に、残留を決める要因の1つに「福利厚生が充実」していることが挙げられます。その「福利厚生の充実」の1つの手段として、「給与前払サービス」を推奨しています。

「給与が早期に支払われる」ことは、求職者にとって重要なポイントです。
総合求人媒体「バイトル」の求人絞り込み項目の中に「給与前払いOK」という項目があることからも求職者のニーズが高いことが伺えます。

■参考
前払給与サービス「enigma pay(エニグマペイ)」

セッション2 – 無料の勤怠管理システムIEYASUの効率的な使い方

スピーカー:IEYASU株式会社 代表取締役 川島寛貴

勤怠管理システム「IEYASU」とは?

人数無制限・無料で利用することができるクラウド勤怠管理システムで、Webブラウザもしくはスマートフォンアプリから簡単に打刻ができるサービスです。カードリーダやNFC対応機器を利用し、手持ちのSuica等で打刻することも可能です。さらに、拠点のIPアドレスを設定することで不正打刻を完全に防止!

出退勤時刻はもちろん、有給取得等の各種申請の管理をすることもできます。日報管理・給与明細の管理機能も無料で利用できる。
課金して有料版にアップグレードすることで、データの永続的な保持や、オンライン問い合わせ等のサービスが追加されます。

●無料のクラウド勤怠管理システム 「 I E Y A S U 」
●無料のクラウド日報管理システム 「 I E Y A S U 日報管理 」
●無料のWeb給与明細システム 「 I E Y A S U 給与明細 」

IEYASUは労働生産性の向上をめざす

日時勤怠管理では「予実管理」が、そして日報管理では「プロジェクト毎の工数管理」を行うこともできます。単純な時間管理をするだけではなく、作業にかかる時間を意識することを促すシステムを作っています。効率化できる部分とアウトソースできる部分を見極め判断し、有効的に時間を使う働き方を実現させましょう!

2020年6月に「IEYASU」に寄せられた声〜在宅勤務について〜

新型コロナウイルスの影響により、2020年3月-6月にかけて勤怠管理システムIEYASUの申込者が急増しました(通常の約3倍)。そのIEYASU利用者の方々にお話しをお伺いすると、緊急事態宣言が解除された6月以降も各システムのクラウド化など在宅勤務の対応に追われる企業様が多いようです。

社員向けに行なった在宅勤務に関するアンケート結果でも「思いの外在宅勤務は良かった」「意外とできた」「通常勤務に戻りたくない」という意見が多いと伺います。この状況で、緊急事態宣言が解除されたのですべて元どおりにする、在宅勤務から通常勤務に戻すだけでは社員は離れていきます。

【参考】

出典:東京都産業労働局「テレワーク「導入率」緊急調査結果

【2020年3月-6月の申し込みのきっかけ】

2020年3月-6月に勤怠管理システムIEYASUにお申し込みいただいた方々の申し込みのきっかけをお伺いすると、「在宅勤務を続けたい」「フレックスタイム制、時短勤務などに対応する必要がある」等が挙げられました。また、「新型コロナウイルスの影響で経営が悪化したため、もともと利用していた勤怠管理システムから変更し少しでもコストを削減するため」というご意見もありました。

低コスト(0円〜)で、在宅勤務やフレックスタイム制にも対応できる勤怠管理システムIEYASUをご活用いただけますと幸いです。

IEYASUのご好評をいただいている便利な機能

・打刻から情報確認まで全てスマートフォンで完結
・レポートも自由に出力可能。グラフ等ビジュアルで見ることも可能
・予実管理が可能で、予定と実績をグラフで見れる
・日次勤怠画面から業務割合を申請できる
・日次勤怠画面から経費精算・資料添付ができる
・勤怠アラートも自由に設定可能
・全社員に情報を発信できるお知らせ機能も実装
・slack、LINEでの打刻
・労働基準法に完全対応した残業管理レポート
・打刻漏れなどのエラーを一覧で確認できる勤怠エラーレポート
・様々な人事労務システム、給与計算システム等とのAPI連携
・人気機能ランキングベスト5

各種マニュアル・コンテンツも充実

各種マニュアル・FAQコンテンツ・記事・動画などを充実させています。
もし何か設定で分からないことがありましたら検索エンジンで検索していただければヒットするようにしておりますので是非ご活用ください。

●IEYASU_FAQサイト
「どの種類のICカードが利用できますか?」「休憩時間の自動追加はできますか?」等、具体的な「Q:質問」と「A:回答」をセットで掲載しております。随時内容は更新しておりますので、設定や運用にて何か疑問がございましたら、まずこちらのサイトから検索してください。

IEYASU_FAQサイト

●人事労務メディア「打刻ファースト」
人事労務に関する情報や人事担当者がチェックすべき内容等を記事にして定期的に発信しています。
他にもIEYASUの活用方法なども記事にしています。
(例)勤怠管理IEYASUの使い方『届出申請を利用した「残業申請」の使い方』

人事労務メディア「打刻ファースト」
●IEYASU_YouTubeチャンネル
IEYASUの初期設定動画や、機能を紹介する動画はもちろん、無料公開しているセミナーやオンライン質問会の動画、さらには人事労務に関するお役立ち情報を配信するNEWS動画など、様々な動画を配信しています。

IEYASU_YouTubeチャンネル

在宅勤務における勤怠管理のポイント

在宅勤務を推進するためのポイントが4つございます。

①出退勤は確実に
在宅勤務やフレックスタイム制により勤務開始・勤務終了の境目が曖昧になりがちになります。特に、子育てを行ながら在宅勤務を行う場合などは、中抜けしなければならない場面も多く正しく勤怠を管理することが難しくなります。

クラウド勤怠管理システムを導入して、まずは出退勤だけでも正確に記録してもらう、できるだけ打刻で記録してもらうことが重要になります。

②フレックス対応
在宅勤務なら必須と言えるほど、在宅勤務と同様にフレックスタイム制を導入する企業が多いです。
就業規則等の整備に加え、フレックスタイム制を管理できる勤怠管理システムの準備・設定等が必要になりますので、まずは社会保険労務士に相談をしましょう。

③メンタルヘルス対応
在宅勤務におけるメンタルヘルスにも注意を向ける必要があります。「通常勤務よりも家族の問題に向き合う機会が増える」「同僚や上司等とコミュニケーションが取りづらい」「孤独を感じやすい」等の課題を抱えやすく、メンタル面での健康管理も重要になります。(IEYASUへのお問い合わせも、メンタルヘルスに関するお問い合わせが6月は増加しました)

④会社としての対応
まずは、社員の状況について確認するためのアンケートを取る等、在宅勤務に会社として取り組む姿勢を示しましょう。
アンケートと取り在宅勤務を継続したいという声が多いのであれば、対応せざるを得ない状態になります。まずは実態を把握すること、対応せざるを得ない状況をつくることが、在宅勤務推進のポイントになります。

無料セミナーは定期的に開催中!

登壇した2社のセミナー内容レポートでした。
これらをぜひ参考に、貴社の働き方も見直してみてはいかがでしょうか。

IEYASU株式会社は、IEYASU活用セミナーや働き方を見直すヒントとなるセミナーを定期的に開催しておりますので、是非ご参加ください。

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