6か月以上雇用した有期契約の社員を正社員に転換したら1人につき最大で72万円が支給される「キャリアアップ助成金」を代表格として、助成金ブームが続いています。しかしながら、不正に助成金の受給を受けようとする事業主やそれを指南する助成金コンサルタントも後を絶たず、助成金の審査は厳しさを増す一方です。 助成金の審査においては...
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「社員から信頼される会社作りをサポートする」を経営理念に掲げている社会保険労務士法人です。目下は、電子タイムカードやクラウド給与計算ソフトなどのHR-Techの活用や導入支援に力を入れており、お客様企業の効率改善や残業削減に貢献していきたいと考えています。
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ニュースを見ていると、「36協定を結ばずに残業をさせた」とか「36協定を超えて残業をさせた」などの理由で、労働基準監督署から書類送検されたという記事を目にすることが増えました。 残業や長時間労働に関する問題にこれだけ世間の注目があつまっていますから、会社を経営する立場の人も、社員の立場の人も、「残業をさせるためには36...
「タバコを吸う人は、喫煙でちょくちょく席を外すので、タバコを吸わない人よりもたくさん休憩して不公平だ」というのはよく聞く話です。この不公平感は、どのように解消していけば良いのでしょうか? そもそもタバコは休憩時間なのか 最初に確認しておかなければならないのは、タバコを吸いに行くのは休憩時間なのかどうかということです。こ...
大手自動車メーカーが、労働基準監督署から「始業前の体操や朝礼を労働時間として把握しなければならない」という是正勧告を受け、過去の未払い賃金を支払ったというニュースが報道されました。今回は、「始業時刻」を正しく理解するための法的知識を説明したいと思います。 「始業時刻」の法的定義は 「始業時刻」は法律的な意味では、「使...
「管理監督者には残業代が付かないから、労働時間の管理は必要ない」と勘違いをしている経営者の方や人事担当者の方が少なくありません。しかし、結論から申しあげて、管理監督者も、一般の社員と同様、労働時間の管理が必要なのです。 その理由を3つ、本稿では説明します。 第1の理由:正しい給与計算を行うため 「管理監督者には残業代が...
大手広告代理店が過重労働やパワハラで若手社員を自殺に追い込んだ事件が発覚して以来、労働局や労働基準監督署は違法な長時間残業を厳しく取り締まる姿勢を見せ、また、労働時間の管理を徹底するよう呼びかけている。そこで、客観的に労働時間を管理・把握するため、タイムカードを導入する企業が増えている。昨今は、紙のタイムカードではなく...
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