【新機能】1ヶ月の総労働時間の端数処理(丸め処理)が可能に|HRMOS勤怠 by IEYASU
いつもハーモス勤怠をご利用いただきありがとうございます。
この度ハーモス勤怠は機能改修を行い、1ヶ月の総労働時間の端数処理が可能になりました。
従来の端数処理では「1日の総労働時間」「出勤時刻」「退勤時刻」しか丸められませんでしたが、今回の機能改修により「1ヶ月の総労働時間」も丸められるようになり、給与計算前の一手間を省略できるようになりました。
1ヶ月の総労働時間の端数処理
1ヶ月の総労働時間の端数処理の設定
[システム管理>勤怠設定>打刻・端数処理タブ]画面より、1ヶ月単位の総労働時間の端数処理の設定を行います。
端数処理の項目に新しく追加された「1ヶ月の総労働時間」という項目より設定します。
1ヶ月の総労働時間の端数処理を行う場合、「切り上げ」もしくは「切り捨て」を選択し、単位を「5分」「10分」「15分」「30分」の中からお選ください。
日次勤怠の1ヶ月の総労働時間が丸められる
1ヶ月の総労働時間の端数処理の設定を行った場合、日次勤怠画面ページ下部にある月次集計項目をはじめとする1ヶ月の総労働時間が丸められます。
(例)1ヶ月の総労働時間「173:48」、15分単位の端数処理の場合
端数処理しない : 総労働時間 173:48
切り上げ15分単位: 総労働時間 174:00
切り捨て15分単位: 総労働時間 173:45
(例)1ヶ月の総労働時間「173:48」、30分単位の端数処理の場合
端数処理しない : 総労働時間 173:48
切り上げ30分単位: 総労働時間 174:00
切り捨て30分単位: 総労働時間 173:30
1ヶ月の総労働時間の端数処理の影響箇所
勤怠アラートのタイミング
「対象勤怠:総労働時間」「期間:Nヶ月」の勤怠アラートを設定していた場合、端数処理の設定によって、勤怠アラートの通知のタイミングが異なります。
1ヶ月の総労働時間の端数処理:なし の場合
アラート基準に達したタイミングでアラートが即時通知される
1ヶ月の総労働時間の端数処理:あり の場合
アラート基準に達したタイミングでは通知されず、月度の最終日にアラートが通知される
変形労働時間制に関する集計項目
変形労働時間制に関する集計項目の中には、1ヶ月の総労働時間を用いて集計する項目があります。
そのため、1ヶ月の総労働時間の端数処理の設定を行った場合、変形労働時間制に関する以下の集計項目にも影響します。
カテゴリ | 集計項目名 | 集計ロジック |
変形労働時間制 | 総労働時間 | [勤務時間] の [総労働時間] |
変形労働時間制 | 所定外労働時間 | [勤怠設定] の [残業時間計算の対象] が ①[総労働時間 – 法定休日労働時間] の場合 -> [総労働時間] – [法定休日労働時間] – [所定時間(変形労働用)] ②[法定内労働時間] の場合 -> [法定内労働時間] – [所定時間(変形労働用)] |
変形労働時間制 | 法定外労働時間 | [勤怠設定] の [残業時間計算の対象] が ①[総労働時間 – 法定休日労働時間] の場合 -> [総労働時間] – [法定休日労働時間] – [法定労働時間] ②[法定内労働時間] の場合 -> [法定内労働時間] – [法定労働時間] |
変形労働時間制 <1年単位> |
対象期間の総労働時間 | 対象期間の [総労働時間] の合計 |
変形労働時間制 <1年単位> |
対象期間の所定外労働時間 | [勤怠設定] の [残業時間計算の対象] が ①[総労働時間 – 法定休日労働時間] の場合 -> [対象期間の総労働時間] – [対象期間の法定休日労働時間] – [対象期間の所定時間(変形労働用)] ②[法定内労働時間] の場合 -> [対象期間の法定内労働時間] – [対象期間の所定時間(変形労働用)] |
変形労働時間制 <1年単位> |
対象期間の法定外労働時間 | [勤怠設定] の [残業時間計算の対象] が ①[総労働時間 – 法定休日労働時間] の場合 -> [対象期間の総労働時間] – [対象期間の法定休日労働時間] – [対象期間の法定労働時間] ②[法定内労働時間] の場合 -> [対象期間の法定内労働時間] – [対象期間の法定労働時間] |
【詳細】
Q. 各労働形態の計算ロジックは?
今後も皆様からのご要望をもとに機能拡張を進めて参ります
今後も皆様からのご要望をもとに機能拡張を進めて参ります。
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